日曜は9時開店。
15分前に並んでいると、気の良さそうな白髪のマスターが出てきて、
「9時からなんですぅ、すんません。」
というので、
「いえいえ、待ってますよー」
と言うと、
「ほな中入って、どうぞ。外も何やし。」
いうて、中へ案内してくれた。
あんまりこういうことはないので驚いたというか、素直にありがとうと思った。
開店10分ほど前からスタッフが活動を始めた。
カフェ・喫茶店が開店するシーンに立ち会ったのは、カフェオおじさん15年の歴史の中でも初めてだ。
開店の瞬間て、こんななんだ。案外開店間際にバタバタと準備するもんなんだな。
と、大人の社会見学のような気持ちで眺めていた。
男性は白のワイシャツにネクタイでパリッ決めている。
女性も白のシャツで。これがこの喫茶店のスタイルだ。
すぐにお客さんが溢れることも、いつものリズムなのだろう。
2-3個の大きなサイフォン同時に捌いて珈琲を淹れ、初動のお客さん対応の準備を急ぐマスターの所作が絵になる。
1952年創業。戦後、神戸で初めての自家焙煎珈琲の喫茶店として営業を開始した喫茶店。
すでに創業73年。スゴイね。
何を注文しようか。
モーニングもいいなと思いつつ、ベーコンサンドセット800円に加えて、どうしても気になったエビアンプリン500円もつけた。
程よく焼いたバゲットにベーコンとレタス。
パリっ!シャオ!
歯触りが心地いい。
そして、パンとベーコンの旨みがじゅわりっ!と広がる。
サイフォンで淹れる珈琲は、いい感じだ。
いい感じ、あぁいい感じで、いい感じ。
とでも言いたくなるくらいのど真ん中でいい感じのブレンドコーヒー。美味しい。
エビアンプリンはすこしねっとりとした食感。
昔っぽいと言うかオーソドックスというか。
カラメルを絡めて食べて完成、といったプリン。
店内は少し広めで20席はあると思われるのに、ふと気が付くとお客さんでいっぱいに。
開店30分も経たないうちに満席だ。
すぐ横は南京町だからか、中国人親子が4-5人連れでモーニングを楽しみに来店している。
細身の若い女性スタッフがネイティブな中国語で対応しているのを聞いて、この方は中国の方だったのかと気づく。
神戸元町-南京町。日本人も中国人もごちゃまぜで、昔から当たり前にそうある日常なんだろう。
毎日変わらない繰り返しなのだろうが、活気溢れる喫茶店だ。いいね。










| URL | https://www.evian-coffee.com/ |
| Address | 兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2 |
| More | https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000650/ |
| Notices | 2025/06/29 |
