さちをくん。
本名ではないのだが、高校時代「幸せそうだから」という理由で、そう呼ばれていたらしい。
大学で彼と出会い、自己紹介がそうだったものだから、そう呼ぶことになったさちをくん。
一緒に演劇をやっていたヤツだ。
当時はほぼ毎日顔を合わせて過ごしていたな。
当時の付き合いは実は2年ほどだったのだが、いまだに気楽にやりとりできるヤツで。
大学卒業後、彼は大手に就職した。
水系のエンジニアとしてやっていたらしいが、水系であっても、大企業の水は合わなかったのか、確か2-3年だったか。割と早い段階で会社を辞めた。
そして、酪農をやる!と言って別海に移り住んだ。
それから20数年。酪農家として活動してきたが、体調不良やらなんやらもあり、酪農を辞めて故郷の徳島に帰ると連絡があったのが3月頃だった。
北海道を去るのか。。。節目だし、少し話すかと。
別海までは遠いので、釧路で落ち合うことにした。
4月の中旬。昼でも10℃前後の曇り空。釧路はまだ十分に寒い。
博珈琲(はくこーひー)に入った。
新釧路川のほとりの昭和50年代を感じさせる古い建物。
まだ他に客はなく、店内はガランとしてはいるものの、きちんとしたカフェの気合のようなものがどことなく感じられ、ここはよいカフェかも?と予感した。
珈琲(濃いめ)とプリンとトーストを注文。
珈琲は、店主がネルドリップでゆっくり淹れてくれた。
温度は低めだ。渋いね。
深みと少し甘みを感じるまろやかな味わいで、とても美味しい珈琲だ。
ふとメニューを見ると、珈琲豆の重さと湯量が示されている。珍しい。
こんなの。珈琲を淹れるのが趣味の人にしか分からない表示w
ちょっと見入ってしまった。
「ほぅ。濃いめってそいう感じね。」とか。
プリンは、メニューに書いてある通り、硬めのプリン。
カラメルソースの色合いが美しく皿全体で一つのアート作品のようで、ちょっと感激してしまった。
トーストのパンは東釧路の有名店jimicoのパンとのこと。うまい。パンがうまい。
さちをくんはと言うと、昼から喫茶店に入って、よもやま話をしているだけで既に感激している様子。
注文したアイスクリームにだって感激だ。
「やべー。全部楽しい。」とのこと。
そうだよなぁ。この20年は酪農家だったんだから。
気軽に外食したり喫茶店で話するのもなかなか難しかったろうよな。
喫茶店で話す程度で楽しんでもらえて、なんか、良かったわ。
プリンも美味しかったし、珈琲もちゃんとしてたし。博珈琲さん。まじめに良い喫茶店だなぁ。
そう思いつつ、さちをくんとひとしきり話してカフェを出た。
その後は、阿寒湖に行き、釧路に戻り居酒屋でメシを食い。
半日ほどの間を昔話に花を咲かせながら旧交を深めた。
「徳島に帰ってもがんばれよ。おらもがんばるんば。」
と言って別れたのだが。
その4カ月後には、お盆の帰省次いでに、徳島で彼と会い、阿波踊りを観て楽しんだ。
どうも、札幌からなら、別海よりも徳島の方が行き易いようだ。変な話だがw















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| Notices | 2025/04/12 |
