#689 士水(Kurashiki)

倉敷。美観地区にある、一汁一菜の朝食を提供するめしカフェ「士水」
士水を訪れるために倉敷に来たと言っても過言ではない。
Instagramで見かけたのがきっかけだ。
2024/1/9オープン。伺った時はまだ1年経っていない。

朝7時オープンなのだが、10分前に到着すると、すでに13人の行列。
基本的に、人気行列店には並ばない主義なのだが、なんせ旅の目的の半分は、士水の朝ごはんを食べることなので、行かないわけには行かないw
7:00の開店までの10分間に、ボクの後には5人が並ぶ。
続々と押し寄せるお客さんたち。
みんなよく知ってるなぁ。
というか、やはりinstaなど、紹介される時の絵的なインパクトなんだろうな。。。
割烹着姿の女将さんが、朝から羽釜でごはんを炊き、鰹節を削り、味噌汁を作り、香の物を添えて出す。
ただそれだけの朝ごはん。そういう情景は「今」にはない。
恐らく昭和30年代くらいまでの情景なんだろう。
今にないものをわざわざ、「お店」なんていう壮大な装置と演出をして体験させてくれる。
人気の食事のお店って、もちろん美味しくて評判にもなるとは思うけど、なんせ食べ物だから、自分にとっておいしいかどうかは食べてみるまでわからない。
だから初めて行く時、「このお店に行こう!」と思える要素って、「味」ではないんだよな。。。
そんなことをぶつぶつ考えていると開店した。

開店して10名が店内に入る。ボクは次の回転で入れそうだな。
7:04 2人追加で並ぶ。計7人がボクの後ろに。
7:11 7人追加。合計14人。
7:13 さらに7人の団体さんが並ぶ。合計21人。
7:27 4人追加。25人。ここまでは数えられたがその先はもう分からない。
7:30過ぎに2回転目となり店内に入れた。
1回転10人だとすると、最後に並んだ人はまだ1時間ほど待たないといけないのかと思うと気の毒になった。
女将さんが一人で切り盛りしているのだからしょうがないと言えばしょうがないけどもさ。。。

店内には土間が広がっていた。
懐かしい。高校2年生まで土間のある古い家に住んでいた。
こあがりの座席もある。かまどはキッチンブースのようだ。
鰹節を削り、漬物を引き上げ、切る、ごはん・味噌汁をよそう。
そういうひとつひとつの所作を見ること自体、今は昔の特別な体験だ。
店内に音楽はない。しんとしてるのがいい。

並んでから食べるまでにやや1時間。
糠漬けはカブと大根の葉っぱ。そしてかぼちゃの煮付けもついていた。
ごはんは玄米。そし具沢山の味噌汁。美味しい朝ごはん。
そしてこれで750円。これはあまりに安いと思う。
ここでの体験や、実際に食事を用意する手間を思うとせめて1000円でいいのに。
おつりの対応も手間だしさw

URLhttps://www.instagram.com/shisui_kurashiki/
Address岡山県倉敷市東町1-21
Morehttps://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33020189/
Notices2024/11/17