#659 御所雲月 (Kyoto)

1966年創業の懐石料理。
懐石料理の最後のご飯物に添える一品として作られた「小松こんぶ」と「じゃこ山椒」は雲月さんの銘品として有名みたい。

しかし、そんなこととは露知らず。
店先の「わらび餅」の掲示につられて飛び込んだ。

緋毛氈の敷かれた腰掛で待つ。
わらび餅とお茶が朱塗りのお盆に乗ってやってきた。
なんだかそれだけで感動してしまった。

さすが京都。

わらび餅をひとつ食す。
あー、おいしい。もぅ。おいしい。
黒蜜は黒糖の香がふわぁんとして。

「さすが京都。ホンモノですなー」

分かったような分かってないようなだが、きっとそうに違いないと、心の中でつぶやいた。
「やっぱり、黒蜜も黒砂糖にこだわってこちらで作ってるんですか?」と
女将さんのような方に聞いてみたが
「そこまで手ぇの込んだことはしてまへんですねぇ。」
とさらりと答えてくれた。

ふむ。「手の込んだことはしてない」と言いながら、実はそれが、普通の人からしたら、めちゃめちゃ手の込んだことをしているに違いない。そんなことを少しも感じさせず「いつも通りの普通のことやってるだけです」みたいに言うのとか。

さすが京都w

気軽になんでもあけすけには言わない美学なんだなぁ。
と、ひとり過剰に受け止めておいた。
実際。本当にそんなに手の込んだことではないのかもしれない。知らんけどw

わらび餅を食べて、お茶をいただく。
お茶もおいしいね。お抹茶の入ってるやつとおっしゃってた。

さすが京都w

まぁとにかく、古びた京都の屋敷で、らくちんにわらび餅とお茶を楽しみましたよ。
古い屋敷のにおいとかもボクは好きで。よいカフェ空間でした。

そしてわらび餅とお茶のセット。これで500円。とても良心的です。
今度は食事をしに訪れたいな。

URL***
Address京都市上京区寺町通今出川下ル二筋目角
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Notices2024/08/10