#656 水尾ノ路 (Onomichi)

尾道に行こうと思ったきっかけのカフェ。
確か、instagramで見かけて「行く」と決めた。
かねがね尾道を訪れようと思っていたけど、このカフェの印象が鮮烈で、行くと決めた。

築80年の古民家をリノベーションした、宿泊もできる宿カフェ。
宿カフェはたぶん小樽の「cafe White-旧岡川薬局」以来な気がする。
実際に宿泊までするのは初めて。
水尾ノ路は、1日1組しか宿泊客を取らない。というよりも、そもそも1部屋しかない。

もうinstagramで見た時から、「絶対いいとこ」って分かってたもんね。
昼間にカフェを楽しみ、夜は宿泊を楽しみ、翌朝は1組の宿泊客のためだけに作ってくれる朝食を楽しむ。

~昼間のカフェ~
先客は、若い女性2人組が2組。
カフェの雰囲気からして、やはりカフェ好き女子が来るようなカフェだ。
昼食時。女子はパスタをオーダーして早速写真を撮る。
そりゃぁパチパチ写真も取りたくなる。それくらいイイカンジのカフェだ。

ボクは、国産レモンとミルクチョコレートのタルトをオーダー。
レモン×ミルクチョコレート。その組合せに「???」と思ったけども、食べて見ると意外にも爽やかでおいしい。驚いた。

会計時「本日の宿泊、よろしくお願いします」と挨拶し、一旦尾道観光へ。

~夜の宿カフェ~
夕暮れになり再度訪れる。黄昏時を過ぎ、田舎の夜の静けさが辺りを覆い始める頃だった。
すでにカフェ営業は終了し、室内は昼間の雰囲気とはガラリと変わり穏やかで落ち着いた雰囲気に変わっていた。

オーナー夫妻がウェルカムドリンクで出迎えてくれる。
北海道から。わざわざ遠くから・・・
カフェ好きなんですね・・・
いやいや、ステキ過ぎるカフェ&宿ですね。
など、宿の説明を受けながらしばらく世間話をして過ごす。

聞けば、旦那さんが因島のご出身で、奥さんは茨城の人。
東京で出会い、2017年からこの尾道で、古民家をリノベしてカフェ&宿を始められたとのこと。
前職ではインテリア関連の仕事をされていたらしい。
室内のインテリアや演出がとてもコンセプチュアルで素晴らしい完成度だなと感じていたが、お話を聞いて納得。

宿泊部屋は2階の1部屋。
「静かに贅沢に過ごせる」
一言で表すならコレだ。
もちろんテレビなどない。
テレビはなくとも今はなんでもモバイルなので、Youtubeでも見ようかと思ったが、それも無粋だなと思い、ふと思い出したので、せっかくの尾道ならばと林芙美子の放浪記を読み始めてみた。
どこで読んだとしても書いてあることは変わりはないけども、作家ゆかりの地で作品を読んで見ると、いつもより情感ゆたかに読めるように感じた。

~朝のカフェ~
1階のカフェの間には他の客は当然におらず、宿泊客のためだけの空間になっている。
障子は開け放たれ、縁側の向こうの庭のつつじを眺めながら朝食をいただく。
サラダにヨーグルト、そして焼き立てのスコーン。
わざわざ一組の宿泊客のためにスコーンを焼いてくれるとは。
ホイップクリームとリンゴのコンフィチュール。
朝食はシンプルなものだがどれもおいしい。
そして朝の爽やかさと古民家カフェでいたく朝食はとても気分のよいものだった。

尾道の宿カフェ。最高です。
もう絶対みんな体験して欲しい。

URLhttps://www.mionomichi.com/
Address広島県尾道市西久保町15-5
Morehttps://tabelog.com/hiroshima/A3406/A340302/34024055/
Notices2024/05/24