アルプスコーヒーのフレーバーコーヒー。
かめのやで見かけて気になりつつもスルーしていたがその後、出店の賑やかさに引き寄せられ、四柱神社周辺を散策しているとアルプスコーヒーを見つけてしまったので寄ってみた。
フレーバーコーヒーとは、名前の通り、コーヒーにフレーバーを付けたコーヒー。
シナモンやアイリッシュリキュールを混ぜて飲むのもフレーバーコーヒーのひとつらしい。
1980年代にアメリカで、コーヒー豆に香りをつけながら焙煎する方法が開発されたのをきっかけに世界中で親しまれるようになったとのこと。
フレーバーコーヒーを知ったのは実はかめのやで見かけた時が初めてで、ボクはもの珍しさ満点の雰囲気で少し探るような足取りで店内に入り「フレーバーコーヒーのお店なんですってね???」といった変な問いかけをしたような気がする。
聞くと、アルプスコーヒーでは、コーヒーの生豆をスパイスやフルーツに漬け込んで風味をつけているらしい。(たぶん漬け込んだ後に焙煎しているのだろう)
かめのやで見たように、いくつものフレーバーコーヒーがメニューにはあったが、全部はいただけないので、アップルコーヒーをオーダー。松本→りんご。なんのひねりもない連想だが。
テイクアウトもできるが、店内でいただくことも可能。
2Fはカーペット敷の座敷に、障子の衝立が置かれている。ポップカジュアルな和テイスト空間といった様子。
蔵をリニューアルした建物で、天井をむき出しに見せている。
太い柱にはなにやら古めかしい文字が書いてある。
「一尺二寸」なんちゃら・・・。つまり直径36cmくらい。立派な棟木?なのかな。
そして「明治二十七年 甲午 第? 十一月五日 住山臺次郎」とある。
1894年に棟上げされたってことなのだろう。
もう130年ほど建っている蔵。今はカフェになっている。
ずいぶん古い木造の蔵だったんだなぁと思っていると、店員さんがコーヒーを持ってきてくれた。
アップルフレーバーのコーヒー。どんなものだろうと味わう。
爽やかな酸味。でもけっこう酸味は強い。
ブラジルのような定番の香ばしいコーヒーと比べたらかなり強い酸味と言える。
エチオピアなんかは酸味が強い方だけど、酸味のベクトルが違う。
やはりりんごなのだ。
新感覚珈琲の珍しい珈琲をいただいたな。
酸味の珈琲はあまり好きではないので、既存の珈琲と比べようとすると美味しくないと思ってしまうかもだが、そもそもフレーバーコーヒーなので、別物として見た方がいいのだろう。
座敷席には、座卓はなく、コーヒーはお膳のようなスタイルで出してくれた。
コーヒーに有平糖が添えられていた。
幸いというか、伺った時はボク以外のお客さんはいない。
店内に音楽はないが、しばらくすると遠くらから雅楽の音色が聞こえてきた。
四柱神社から聞こえてくるようだ。そうか七五三の頃か。
ボクは胡坐をかき、アップルコーヒーを味わいながら、窓に見える晴れ渡った秋空を眺め上げていた。














| URL | https://alps-coffee-lab.com/ |
| Address | 長野県松本市中央2-4-9 |
| More | ◆食べログ https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20024921/ ◆フレーバーコーヒーについて https://www.ejcra.org/column/ca_121.html |
| Notices | 2023/11/04 |
