#608 珈琲舎 (Aomori)

青森市のカフェでモーニング。7時から営業している。
プレンドコーヒーは見た感じストロングだが、かなりスッキリしていて「うまい!」と思わず心でつぶやく。
そして、モーニングのパンが美味しかった。

カウンター6席。店先のボックス席が1つ。こぢんまりした喫茶店。
マスター夫婦でやっている模様。
ママは常連客と津軽弁で軽やかに話をしている。
地元の言葉で。いつもの喫茶店で。
店に来れば、誰か知り合いがいる。

後でやってきた、80歳近いと思しき老婆は白髪をまとめ上げたスタイルで、凛々しさを感じさせてくれるステキな方。
「私はキリマンで」とこなれた口調で珈琲を注文する。

ママは客と軽快に朝の会話をする。マスターは仕込みや調理をする。
野菜を切る音、サイフォンをセットする時にガラスが立てる音、レジのドロワーが開く音、換気扇の音、給湯器が動く音、コーヒーカップをソーサーに置く音、店内に流れるスロージャズの音楽。
いくつもの音が全体の調和を成して日曜の朝の風景を織りなす。
きっと誰も気付いていないと思うけど、とても穏やかな情景。
2022年の12月に名古屋のコンパル本店で感じた、なんでもない朝の日常の小気味よさを思い出した。
こういうお店はなんというか、充満していて長く愛されるんだろうなぁと思える。
本当になんということはない喫茶店なのだ。
48年。リニューアルして5年。
モーニング480円。価格も安心。

URL***
Address青森県青森市古川1-10-10
Morehttps://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2002451/
Notices2023/07/23